道頓堀の露店でロレックスを買った話




あれは西暦2000年前後、私がニートをやってた時の話です。

当時のミナミ界隈では、ユダヤ人が露店を開いて
ヴィトンやエルメスのバッグ、ロレックスの時計などを売っていました。
(もちろん全て偽ブランドです)


その頃の私は、アメリカ村で変なハーブに手を出したりして
自暴自棄になっていました。

で、ある日突然「ロレックスが欲しいなぁ」と思うようになったのですが、
ニートにロレックスなんて買う金はありません。


ロレックス程度でサラ金から借りるのもアレだし、親には言えないし
どうしようかと悩んでいたところ、ふと目についたのがユダヤ人の露店。

デイトナ、サブマリーナなど色々揃っています。
パッと見、本物と区別が付きません。

その中にあったのが、文字盤がピンク色のエクスプローラーT。




もちろん、エクスプローラーにピンクの文字盤など存在しないのですが、
当時の私は何をトチ狂ったのか「これいいな、これにしよう」と思い、
いくらか値段を尋ねると、ユダヤ人は15000円と言うではありませんか。


「高い!ちょっとまけなさい!」と言い、交渉の結果
12000円まで値切ることができました。

そして12000円を支払い「今日から俺もロレックスオーナーだぜ」
と上機嫌になったのでした。


その後、東大受験を決意するまでの間、ずっとそのロレックスを着けていましたが
偽物のわりに結構狂いも少なく、竜頭もきちんとねじ込み式だし
「こりゃ本物と変わんねぇな」と(自分では)思っていました。


スーパーやコンビニなどでお金を払う時は、わざわざ左腕を見せつけながら
レジの人にお金を渡したりしていましたw


しかし時間が経つにつれ、偽物を大意張りで見せつけることに
空しさを覚え、東大受験を決意した時、

「こんなものがあるからいけないんだ!」と、訳の分からん理由で捨ててしまいました。



ボッタクリ価格なのも悪い

とまぁ、私の痛い思い出ですが、巷に偽物ブランドが流行るのは
やっぱり「本物は高いから」の一言に尽きると思います。

特にエルメスやロレックスなど、品質と比べても
あまりにも価格が吊り上げられているブランドが多すぎると思います。

「高い方がありがたがられる」という、グッチに始まるブランド側の言い分も
分からんわけではないですが、ちょっとボッタクリすぎだろうと思ってしまいます。

最近のロレックスなんて特にそうです。
品質は大して改善されていないにもかかわらず、
本体を大きくしたり何だりして、価格を10万円単位で吊り上げています。

昔は新品でも数十万円で買えたはずなんですがね・・・


だからといって、偽物を買う理由にはならないかもしれませんが、
ロレックスには猛省していただきたいです。

最後に、ロレックスの偽物を買うくらいなら、RELAXを買いましょう。


これならイタリア製だし、クォーツなのでロレックスよりも精度が上です。